COMPANY 会社情報

トップメッセージ

拝啓 時下ますますのご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
さて弊社は2011年10月1日をもって社名を「株式会社ICMG」に変更致しました。

弊社は2001年より、私たちに「知的資本経営」のノウハウを伝授してきたインテレクチュアルキャピタル社(本社、スウェーデン)と日本国内における知的資本評価サービスを開始し、2010年に、友好的な関係の帰結として、同社を弊社の100%子会社化とし、20カ国22社のライセンスパートナーネットワークを保有いたしました。この1年間、各国のライセンスパートナーと協議を重ねた結果、弊社への期待の高さを肌で感じ、よりグローバルな領域において、次世代経営の標準となり得るであろう「知的資本経営」の啓蒙、実践をさらに加速すべく、ICMG(Intellectual Capital Management Group)ブランドを立ち上げることに致しました。
ICMGは、ライセンスパートナーネットワークを活用し、知的資本評価や開示レポーティングサービスを目的としたライセンス事業、各国の企業、政府、団体組織の持続的成長の支援を目的としたコンサルティング事業、国内外における友好的企業統合の支援を目的としたアライアンス事業といった大きく3つのサービスラインを深化させ、あらゆる組織の課題に真に対応したプロフェッショナルサービスを提供して参ります。

創業以来10年に亘り、常に安定した業績を残すことができたことも含め、これらの成果はひとえに私たちのサービスをご評価いただいたことに加え、私たちの企業理念に対して共感し、応援してくださったクライアント、パートナー企業の皆様のご支援と、社員の「知的資本が社会を変える」というミッションに基づいた努力の蓄積によるものです。この間、さまざまな企業の変革、再生に携わってきた中で、多くの同志と呼べるクライアントに恵まれたことを大変幸運に思います。
ここにあらためて深く感謝を申し上げます。

さて、昨年から2020年までの「次なる10年」に私たちが目指す成果と抱負について、ご案内申し上げます。ご高覧いただければ幸いです。
今後とも引き続きご厚誼の程、よろしくお願い申し上げます。

2011年10月1日 代表取締役社長 船橋 仁

「次なる10年」に私たちが目指す成果と抱負

1.私たちの役割:企業経営者のビジョンを理解し、具現化を支援する

私たちのクライアントの経営者には共通した点があります。
それは「現状に対する強い課題意識と、変革を成し遂げていきたいという強い意思」をお持ちであること。加えて「企業は社会の公器として貢献すべきである」という使命感に根ざしていることです。
一方で、インターネットがもたらす情報流通の変化は、様々な社会活動に変革を迫り、ソーシャルメディアの台頭によりその様相はさらに加速されています。さらに、グローバル化の進展に伴う新興経済圏の目覚しい成長など、既存のあり方、従来のビジネスモデルに安住することは、企業の存続自体を危うくするとの危機感を抱いておられることも共通しています。

そうした使命感と危機感にお応えするために、私たちICMGは「The Next Standard」をスローガンに掲げ、人財を起点とした無形な価値観である知的資本を強化することで、クライアントの皆様の業績への結実と、持続的な成長に資すること。その両立を目指す支援をしてまいります。
これは、短期的な利益極大化のみを追う経営とは一線を画するものです。
そのために、私たちは高い志を持つ経営者が掲げるビジョンの実現に向けて、事業構造の転換、ビジネスモデルの組み換え、人的資本や組織マネジメントの変革、パートナーとの戦略的な提携など、具体策を提案・実践してまいります。

2.私たちが大切にしてきたこと:「見えざる価値=知的資本の可視化」の重要性

この10年間、私たちは、経営者が掲げるビジョン実現のために、知的資本の活用にもとづく変革支援を行ってまいりました。いくつか代表例をご紹介いたします。

  • a.財務資本から知的資本ベースのマネジメントの仕組み化
    日本を代表する企業グループ各社の戦略統括セクションとの協働のもとに実施した、多岐にわたる事業の知的資本の評価と、経営戦略の実現性を向上させる支援
  • b.上場企業の知的資本診断サービス
    証券取引所との連携のもと、バランスシートに記載されない企業の本質的な価値を可視化し、レポートするサービス(延べ450社に導入済み)
  • c.知的資本のデューディリジェンス
    企業買収において、財務諸表には顕れない価値である人材力、組織力、顧客力を評価(一般的にはビジネスデューディリジェンスと呼ばれるもの)、具体的な改善プランを提示し、PMIの推進やその後の企業価値向上をはかる総合的な支援
  • d.企業再生から持続成長支援
    企業再生において、社員の能力を引き出し、成果を上げるための共通のフレームワーク(バランススコアカードと同種で、欧州発の「ナビゲータコンセプト」を活用)を導入。経営陣、マネージャー、社員一人ひとりが自らのビジョンを打ちたて、自律的に行動する組織・人材への変革支援
  • e.新事業創生モデルの構築
    組織に埋もれたビジネスアイデアを引き出し、クライアント企業の知的資本を活かして、新事業の創生やビジネスモデルの転換を具現化する支援
  • f.グローバル人材の育成
    国内中心からグローバルへと戦略転換が図られる中、その担い手となるグローバル社会に対応できる人財の育成プランを全世界のパートナーと連携してユニークなプログラムを実施

これらの活動を通して、深刻にとらえるべき"多くの企業に共通する問題"を目の当たりにしてまいりました。それは、優秀でまじめな社員が日々の仕事から得る"あらたな事業の種"や"改善・改革につながる種"が、個人の頭の中に埋もれたままになっており、マネジメントはそのことに気がついていないという実態です。

右肩上がりの成長が前提となっていた1980年台までとは違い、一部の有能なコーポレートスタッフが経営計画を立案すれば事足りる時代は終わりました。また、インターネット、ソーシャルメディアの普及に伴い、誰もがあらゆる情報にリーチできる状況になった今では、外部のコンサルティング会社に戦略立案を過度に依存しても、実現性のある有効な解が期待できないことはお気づきの通りです。

私たちはこれまでの10年の活動から、企業の持続成長、あるいは大きな変革の糸口を見出すには、隠れた価値(Hidden Value)を可視化することが近道であると確信しています。
インテレクチュアルキャピタル社が考案したIC RatingR(知的資本評価)は現在20カ国で活用されています。導入先は、企業に留まらず、政府機関、証券取引所、大学など公的機関にまで多岐に亘っており、ゆっくりと、しかし着実に広がりを示してきています。

私たちは、これまでの日本国内での多様な実績と海外パートナーの実績を共有しながら、クライアント企業の中に隠れている価値「知的資本」を可視化し、経営者と共にその活用策を練り、ブレイクスルーを見出すことにフォーカスして、これまで以上に価値を出してまいります。

3.私たちのコアサービス:実行すべき3つの領域

私たちがこれまで提供してきた「見えざる価値を可視化」し、経営チームと一緒に議論・探求をしてきた経験から、実行すべき3つの領域が明確化してきました。

3つの領域とは、
3-1. 有機的な成長のプログラムづくり(具体的計画立案、成果貢献)
3-2. 戦略的な外部との提携シナリオづくり(M&A立案、選定、実行、成果貢献)
3-3. グローバルに知的資本の格付け・教育プログラムを提供するサービス

3-1. 有機的な成長のプログラムづくり(具体的計画立案、成果貢献)

私たちが携わってきた企業の多くは、勤勉で実直な社員を抱えています。
彼らは、これまでの仕事のやり方の枠の中で日々、お客様と接し、実に様々な相談やクレームを預かる前線にいます。その中には、彼らの仕事の範疇には収まらないものの、価値の高い情報が含まれています。これらの情報は、長年に亘る双方の信頼関係、実績がもたらすもので、外部者が獲得できない優れた事業プランの種も含まれています。

私たちは、彼らが「頭の中にしまってしまった隠れた価値」を体系化された知的資本経営の教育プログラムにより可視化・視覚化し、その具現化を支援してまいります。

例えば、AI(Appreciative Inquiry)という手法を活用し、取り組むべきテーマの中のポジティブの核となるもの(ポジティブ・コア)を見つけ出し、また各個人が前向きに挑戦するモチベーションを引き出すかたちで、より実現の可能性を高めます。さらにこのプロセスの中で、可視化されたビジネスシーズの事業化、サービス化をアクションラーニングを通じて実現していきます。

私たちICMGのスタッフがナビゲータ(航海のガイド)としてプログラムの企画・運営を担い、クライアント企業の社員の皆様と共に考え、行動します。これは一過性の教育プログラムではありません。

「コンサルティング会社がきれいな戦略を立案したのだが、いったい誰がこれを実行していくのだろうか」というのではなく、「現場の方々が自ら戦略を描き、自らが実行していく」ということを私たちは継続的に支援いたします。クライアント企業から「一般的な研修プログラムとは異なり、実践的な“人財開発プログラム”」と評価していただいています。

私たちは、この手法を1社1社の企業文化との調和に考慮しながら、より効果の高いプログラムにカスタマイズし、持続的に実行可能にすることを支援してまいります。
これまで、この手法の導入により、多くの企業で新たな事業や製品・サービス創出などの成果を出すことに成功しました。

新たな価値を創出するのは一人ひとりの社員です。

人的資本への投資は、持続成長の基盤づくりにほかなりません。それを企業経営の仕組みとして定着させていくことは、有形なものへの投資と同等か、それ以上に価値ある取り組みといえるのではないでしょうか。

3-2. 戦略的な外部との提携シナリオづくり(M&A立案、選定、実行、成果貢献)

私たちが提供してきたもう1つの大事なサービスは、外部との提携の支援、実現です。
多くの企業においては、見えざる価値の可視化の結果、自社の経営資源だけを頼りにした変革では、目指す成果を実現することは到底困難であるか、実現するにはあまりに時間が掛かりすぎるという課題に直面します。

私たちはこれまでの豊富なコンサルティング実績、公的機関との研究会、大学との共同研究などの実績から、当該企業の成果実現にとって必要な事業戦略、提携戦略の策定、そのシナリオの実現に最適なパートナー候補の選定、具体的な提携候補の絞込み、提携先との具体的な業務提携内容、資本提携までナビゲータとして成果を出すまで支援してまいります。

企業提携やM&Aに関して留意すべき点としては、見かけ以上に弱体化した企業や、オーナーの事業承継、相続などの個別事象に絡んだ案件の処理として、外部から事案が持ち込まれることが少なからずあります。組み先としてのフィット感や、具体的な提携の中身、いわんや提携後にいかに有機的に事業の相乗効果が生まれるかといった中長期的な視点が欠けている場合が多く見受けられます。

私たちICMGは、企業の見えざる価値を可視化し、社員と共に事業シナリオを作成するプロセスから入るアプローチをとります。これにより、極めて具体的で地に足のついた計画策定ができるだけでなく、中核となる社員の強いコミットメントを得たうえでの提携推進となるため、資本業務提携の締結後にも成果に向けた強いコミットメントが継続することが大きな強みです。
今後、このサービスをさらに強化していく方針です。

3-3. グローバルに向けた知的資本の格付け・教育プログラムを提供するサービス

私たちは創業間もない2001年より、私たちに「知的資本経営」のノウハウを伝授してきたインテレクチュアルキャピタル社(本社、スウェーデン)と日本国内における知的資本評価サービスを開始し、弊社独自のノウハウを蓄積してきました。それから10年2010年に、友好的な関係の帰結として、同社を弊社の100%子会社化とし、20カ国22社のライセンスパートナーネットワークを保有いたしました。そのグローバルにおける経営資源を最大限に活用し、グローバルに通用する知的資本格付けのベンチマークを構築し、マーケットに対し積極的に啓蒙して行きます。
また、戦略を海外へとシフトしている企業が増加し、今後もその流れが急速に高まる中、私たちはグローバル人財育成プログラムを開発し、弊社のライセンスパートナーを擁し、急速に高まるであろうグローバル人財の育成ニーズが対応してきます。

4.グローバル展開への挑戦

私たちのクライアントの多くは、グローバルな視点での事業展開を目指しています。特に高い成長が期待されている地域への関心は高まるばかりです。
冒頭で申し上げましたように、一昨年度インテレクチュアルキャピタル社の完全子会社化により20カ国の地域パートナーを獲得しました。今後は、私たちのパートナーと連携して、現地事情を的確に把握するマーケット調査や、潜在パートナー、顧客の実態調査などを共同で実施し、クライアント各社の事業計画の策定、実行支援を行ってまいります。

現在、インドにおいては、同地域のパートナーと連携し、私たちのクライアントのインド参入の可能性と同国事業者との事業提携について、同国政府関係者とも連携し、戦略策定とパートナーとの提携交渉などを支援しています。
今後、このような各重要地域における実効ある支援を行ってまいります。

5.ICMGのコミットメント

ICMGは、クライアントの皆様に期待以上の成果をお出しするために、私たち自身が日々の経営で実践することを社是にしています。すなわち、ICMGのコーポレートビジョンとミッションを全社員が理解、共感し、その上で、社員一人ひとりが自らのビジョンを策定。ナビゲータを活用し、その実現に向けた戦略と具体的な行動計画を立案、社員全員でその内容を可視化、共有し、成果が出るように全員が相互協力していくことを今後も持続的に実施してまいります。
また、社員への人的資本投資の一貫として、ICMGの提供するコンサルティングサービスが高い質と成果を創出できるものとするために、社内での教育プログラムの充実を図っています。 教育プログラムは、日本においては、早稲田大学大學院MBAでの正規授業にも導入され、今年より中国政府教育部との提携により北京大学・精華大学大学院MBAでも同様のプログラムを実施していきます。
また優秀なコンサルティング経験豊富な人材を起用し、質の高いプロジェクトマネジメントが実行できるようディレクターの質量をともに高め、より高い成果を実現してまいります。

ICMGは、これまでの10年で皆様にいただいた多くのコンサルティング実績をもとに、
あくまでICMGにしかできない「見えざる価値=知的資本の可視化」をコアサービスとし、目に見える成果を創出してまいります。

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