愛知県におけるスタートアップエコシステムの形成

2021.04.28

愛知県におけるスタートアップエコシステムの形成

愛知県では、産業の競争力を維持・発展するために、スタートアップを起爆剤とする新たなイノベーション創出のエコシステム形成が喫緊の課題であると考え、 2018年10月に「Aichi-Startup戦略」を策定しました。このスタートアップエコシステムの形成・充実のためには、世界のエコシステム先進地との連携を進めていく必要があると考え、世界有数のスタートアップ支援の実績を有するシンガポール国立大学(NUS)と2019年9月に「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」を締結しています。

ICMGは、東南アジアにおけるイノベーションエコシステムと共創実績の強みを活かし、2020年度に愛知県で実施されたスタートアップエコシステム事業において、受託事業者として愛知県主催のもと下記の取り組みを行っております。

1.スマートシティアクセラレーター・プログラム
2.NUSとの連携セミナー
3.グローバルピッチイベントの開催

 


1.スマートシティアクセラレーター・プログラム

「あいちスマートサスティナブルシティ共創チャレンジ- with シンガポールイノベーションエコシステム」

本プログラムは、シンガポール国立大学の協力を得ながら、愛知県内の企業や団体、国内及び東南アジアのスタートアップ等との共創(Co-Creation)により、愛知県における“スマートサスティナブルシティ”の実現を目指したものとして、2020年5月より実施されました。

旭鉄工株式会社、アイシン精機株式会社、南知多町、中部国際空港株式会社の4社・団体のチャレンジオーナーによるテーマに基づいて、78社92件の提案があり、11月にその中から13社のスタートアップ(国内7社、アジア6社)を課題解決のためのPoCに向けた検討に進み、オーナー企業と検討を重ねたうえで20201年3月10日に行われたDemo Dayで最終発表を行いました。

●チャレンジテーマなどプログラムの詳細については、下記のプログラムサイトをご覧ください。

https://aichissccc.icmg.com.sg/ja

●パートナースタートアップ企業の決定
国内外から応募があった78社92件の提案について討議を実施した結果、参画する12社13件を決定
https://test-alba.com/icmg-cms/n_2011261030/

●Demoday
Demo Dayでは、チャレンジオーナーやスタートアップから課題解決のためのPoCに向けた検討について経過や成果を報告しました。当日の模様も録画でご覧いただけます。
https://test-alba.com/icmg-cms/n_2102181300/


2.NUSとの連携セミナー

愛知県では、スタートアップエコシステムの形成・充実のためには、世界のエコシステム先進地との連携を進めていく必要があると考え、世界有数のスタートアップ支援の実績を有するシンガポール国立大学(NUS)と2019年9月に「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」を締結しています。NUSのスマートネーションや人材育成に関する先進的な取組等に関する情報を県内に広めることで、イノベーションのアイディア創出やアントレプレナーシップマインド醸成を促進を目的としたセミナーを開催いたしました。

「愛知県・NUSオープンイノベーションセミナー」

1月25日、シンガポール国立大学(NUS)ビジネススクール准教授のSarah Cheah氏を招待し、スタートアップと大企業等による共創型イノベーションをテーマとした「愛知県・NUSオープンイノベーションセミナー」を開催しました。
本セッションでは、まずSarah Cheah氏にシンガポール国立大学のイノベーションに纏わる取り組みや、オープンイノベーション概論を紹介いただき、次に、スタートアップと大企業の共創型イノベーションのポイントを、シンガポール国立大学発のスタートアップの事例等を通じて参加者交流型で学びました。

●セミナー概要はこちら
https://test-alba.com/icmg-cms/n_2012231300/

「シンガポール国立大学SDGsセミナー」

2月5日、「SDGs AICHI EXPO 2020」の併催イベントとして、SDGsに関連するシンガポールのスタートアップの取組についてno
知見を共有するセミナーを開催しました。
愛知県スタートアップ推進課の柴山氏、シンガポール国立大学(NUS)統括学長のTEO Chung Piaw氏、国連開発計画(UNDP、United Nations Development Programme)Global Centre for Technology, Innovation and Sustainable Development (GCTISD)戦略アドバイザー Calum Handforth氏の3氏が登壇しました。NUSのTEO氏からは交通・ヘルスケア分野を中心にスマートサスティナブルシティの推進状況について講演、UNDPのCalum氏からはスマートサスティナブルシティの世界的なトレンドについて説明、柴山氏からは愛知県が実施している、スタートアップと連携したスマートサスティナブルシティを目指す取組についても紹介していただきました。

●セミナー概要はこちら
https://test-alba.com/icmg-cms/n_2101041300/


3.グローバルピッチイベントの開催

「あいちスタートアップ・フェス2021」

2021年3月15~17日の3日間にわたって、愛知県・ICMGが主催・運営の「あいちスタートアップ・フェス2021」を開催しました。このイベントは、「これまでのスタートアップピッチは固すぎる」「企業や住民など全ての人が気軽に参加し、スタートアップやイノベーションについて知ることができる場が必要」という意識のもと、「あいちを世界のスタートアップのフェスティバルの地に」をコンセプトに実施しました。

4つのセッションでは、愛知県スタートアップ推進官の柴山氏、シンガポール国立大学ビジネススクールからWeiyi 教授、ASEANの巨大スタートアップメディアe27共同創業者Thaddeus氏、さらにシンガポールから世界のサステナビリティシーンをリードするSustainable Living Lab創業者のVeerappan氏が登壇し、それぞれの視点からスタートアップエコシステム、イノベーションについて語りました。

5つのスタートアップピッチでは、日本のみならず、アメリカ、シンガポール、インドなど合計7ヶ国より26社が参加。「疫病や災害等の危機に強く持続可能な社会に実現」や「世界から選らばれる魅力的な地域づくり」など「あいちビジョン2030」に基づいた5つのテーマごとに、最新のテクノロジーやビジネスモデルに基づいたプレゼンをしました。

ピッチの合間には、愛知県庁の森氏・ICMG田中と共にモデレータ―をつとめたV-Tuberのキミノミヤさんが歌を披露するなど日本の個性に溢れたユニークなイベントとなり、海外の参加者からも是非他のスタートアップにも紹介したいと大変好評をいただきました。

●チャレンジテーマなどプログラムの詳細については、下記のプログラムサイトをご覧ください。

https://e27.co/aichiglobalap/jp/

●参加スタートアップの決定
国内外から応募があった41社の応募について討議を実施した結果、参加する26社のスタートアップを決定
https://test-alba.com/icmg-cms/n_2103041200/

●受賞スタートアップの決定
「Aichi Award」5社及び「e27 Award」5社の受賞スタートアップを決定
https://test-alba.com/icmg-cms/n_2103221300/

●当日の模様


2021年度 スタートアップエコシステム事業

ICMGでは、愛知県のスタートアップエコシステム事業を2021年度にも引き続き受託しております。昨年度同様に、チャレンジオーナーや共創するスタートアップを募集する予定です。詳細は、愛知県庁から記者発表を行い、本チャレンジ専用のwebサイトを通じて情報を発信していきます。是非、こちらのリリースもご覧ください。

「ICMG、愛知県のスタートアップエコシステム事業を昨年に引き続き受託」


【ICMG Groupについて】

ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。

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