シコメルフードテックへ出資を実行

2022.09.07

シコメルフードテックへ出資を実行

株式会社ICMG Partners(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役:舩橋元)が運用し、日本空港ビルデング株式会社(本社:東京都大田区羽田空港、代表取締役:横田信秋)、株式会社きらぼし銀行(本社:東京都港区南青山、取締役頭取:渡邊壽信)がLP出資するICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合は、仕込みの外部化によって、飲食店の経営課題を解決するアプリ「シコメル」を提供する株式会社シコメルフードテック(本社:東京都渋谷区渋谷、代表取締役 CEO:西原直良、以下「シコメルフードテック」)へ出資を実行したことをお知らせいたします。今ラウンドでは、Headline Asia、SIG Asia Investment,LLP、アグリビジネス投資育成株式会社、株式会社Plan・Do・See等と共に総額8.2億円の出資を実行しております。シコメルフードテックは、食品工場と飲食店をマッチングさせ、レシピに基づいた高品質な仕込済商品の提供を行うプラットフォームを提供しており、「食のサプライチェーンDXで世界をもっと美味しく豊かに簡単に」をミッションに、飲食・食品業界のバリューチェーンの変革にチャレンジしています。

左からICMG Partners 代表取締役 舩橋元、シコメルフードテック 代表取締役 CEO 西原直良氏(ICMG丸の内オフィスにて)

従来、日本の飲食店は「高固定費」「低利益率」「人手不足」という構造的な事業課題に直面しています。一般的な居酒屋の営業利益率は5%程度であり、売上が80%まで減少すると赤字に陥る可能性が大きく上昇します。人手不足の観点では、2030年までに、飲食を含むサービス業界で約20%の需給ギャップが発生すると予測されています。また、非正社員の不足割合が最も高いのが飲食店であり、2018年時点で84.4%の事業者で不足しています(パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」より)。加えて、環境保全の観点では、食品ロスの40%弱が外食産業と食品製造業で発生しています。これは、最大割合を占める一般家庭での廃棄量に次ぐ多さとなっており、食の持続可能性を高める上で、改善が必要となっています。

こうした課題に対して、シコメルフードテックは、飲食店と食品工場をマッチングさせ、仕込みを外部化させるソリューション「シコメル」を提供しています。シコメルでは、飲食店からレシピをお預かりしてから仕込済商品の試作、納品まで1か月〜2か月で実現し、仕込みの外部化によって、人手不足や家賃を低減させる効果を発揮しています。また、シコメルでは、和食から洋食、中華など2,000以上のレシピの再現実績を持っており、ミシュランシェフとの協働により、高品質の仕込済商品を提供しています。直近では、飲食店に限らず、宿泊施設や介護施設等への仕込済商品の提供を始めており、その支援の幅を大きく広げています。加えて、シコメルの活用は、食品工場の稼働率向上にも貢献しており、飲食・食品業界全体の最適化に繋がっています。

本投資の意義は、飲食・食品業界の構造的課題の解決と、フードロスの削減を通じた気候変動への取り組みにあります。シコメルフードテックのサービスが拡大することにより、仕込みの外部化を望む飲食店が、低利益率や高固定費、人手不足から解放され、社会変化に柔軟に対応できるビジネススキームを構築できます。また将来的には、シコメルのプラットフォームを通じて、食品工場間の食材の融通も可能にすることを目指しており、これにより食材を余すことなく有効活用することで、フードロスの削減に繋がります。

今後、ICMGグループは、日本の大企業とのネットワークを活用して、シコメルのプラットフォーム拡大に貢献して参ります。また、シンガポール、インド等のアジアネットワークも保有しているICMGのユニーク性を活かし、高品質な仕込済商品を活用した、おいしい日本の味そのままを海外で手軽に食べられる世界の実現に向けて、シコメルフードテックを支援してまいります。

 

【シコメルフードテックについて】

シコメルフードテックは、飲食・食品業界が抱える課題解決と飲食店の経営効率化の支援を目指し、2020年10月より飲食店の仕込みを外部化するサービス「シコメル」を開始しました。また2022年2月より、有名レストランやシェフが手がけるメニューアイテム、手間がかかるソースやタレなどの仕込み済み商品を発注できる「シコメルストア」と、複数の仕入れ先に対する発注をシンプルな操作で一元管理することができる「受発注機能」を新機能として提供しています。
URL: https://corp.shikomel.com/

【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
ICMG Group
Group Marketing Department
Call:+810368122511
Email:icm_info@icmg.co.jp
Website: https://www.icmg.co.jp