UNDPインドネシア、日本クロージャー株式会社と戦略パートナーシップを合意

2022.10.14

UNDPインドネシア、日本クロージャー株式会社と戦略パートナーシップを合意

ICMGは、国連開発計画(UNDP)インドネシア、日本クロージャー株式会社とサーキュラーエコノミーイニシアティブの戦略パートナーシップを合意しました。その合意形成に基づき、国連開発計画(UNDP)インドネシアと日本クロージャー株式会社と共に、SDGアカデミーインドネシアを通じて、サーキュラーエコノミーを実現するためのインドネシアにおける共創活動を、2022年の8月より2年間実施します。

現在、世界が直面している環境問題への取り組みとして、資源を効率的に活用し、環境負荷の軽減につなげるためのアプローチとして、サーキュラーエコノミーが重要な解決策になると考えられています。

本プログラムは、アジアにおけるコーポレートイノベーションアクセラレーターであるICMGが、日本の大手クロージャーメーカーである日本クロージャー株式会社(NCC)、UNDPインドネシア、現地イノベーションパートナーSustainable Living Lab(SL2)と提携し、サーキュラーエコノミーに関する個人の知識と技術力を高め、日本とインドネシア両国のベスト・プラクティスに基づく新しい技術を通じて、ネクストアクションについて議論します。そこから人々への意識改革を生み出すとともに、サーキュラーエコノミー推進人材を育成することを目的としています。ICMGは「世界中の意志ある仲間と未来を共創する」というパーパスのもと、本取り組みを通じてインドネシアの社会課題解決のみならず国内のサーキュラーエコノミーの進展に貢献して参ります。

キックオフイベントは、2022年10月20日16:00~18:50 (日本時間)に、オープニングセレモニーと第1回サーキュラーエコノミーダイアログを実施します。当日は、在インドネシア日本国大使 金杉憲治様、UNDPインドネシア駐在員 下村憲正様、経済産業省 資源循環経済課長 田中将吾様およびインドネシア国家開発計画省(Bappenas)の代表が出席する予定です。

 

UNDPインドネシアが運営するSDGsアカデミーにて5回のサーキュラーエコノミーダイアログを開催するほか、インドネシアにおけるサーキュラーエコノミーの実施に焦点を当てた5ヶ月間のSDGリーダーシップ・プログラムも開催します。イベントはバーチャルに開催され、各サーキュラーエコノミーダイアログには政府および非政府組織の関係者、学界、産業界、非営利団体(NGO)、メディア、一般の若年層などを対象に約200名が参加予定です。また、サーキュラーエコノミーダイアログでは、両国のサーキュラーエコノミーやベストプラクティスの専門家を招き、日本とインドネシアにおけるサーキュラーエコノミーの取り組みの現状を概観することができます。

公式サイト: https://www.sdgacademyindonesia.id/en/blog/2022/10/sdg-academy-undp-indonesia-to-offer-circular-economy-trainings-with-nippon-closures-co-ltd-%E2%80%AF/

【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、創業20年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、日本大企業のトップマネジメントへのコンサルティングサービス、ベンチャーキャピタル、CVC、デジタル、プロダクトデザイン、リーダーシッププログラム、再生可能エネルギー、脱炭素事業をグローバルで提供しています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとシンガポール、インド、東南アジアで共同投資を行っております。また、日本大企業の経営層の持つパーパス、ヴィジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速する株式会社ICMG Digitalを2023年にローンチし、2024年には、元Microsoft米国本社のDirector of Product Design and Research, Frontline Studios GMであったAna Arriola-Kanadaと日本企業のプロダクトデザインを実行するICMG Nextをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
ICMG Group
Group Marketing Department
Call:+810368122511
Email:icm_info@icmg.co.jp
Website: https://www.icmg.co.jp

 

日本クロージャ―株式会社(NCC)

金属製、プラスチック製の各種キャップ・クロージャー製品、およびキャッピングマシンを供給している日本の大手クロージャーメーカー。「クロージャーで人と社会に感動を」を経営理念に、環境に優しい製品の研究と開発に努め、共創を通じて持続的に付加価値のある製品を製造している。

URL: https://www.ncc-caps.co.jp/

UNDPインドネシア

UNDPは約170の国と地域で活動し、貧困撲滅、不平等と排除の削減、そして各国が進歩を持続できるような強靭性の構築を支援。国連の開発機関として、各国が持続可能な開発目標を達成できるよう支援する重要な役割を担っている。UNDPが支援する各プログラムには、具体的で多様な目的がありますが、能力開発は、インドネシアおよび世界中のすべてのUNDPプログラムに共通する目的の1つとなっている。

URL: https://www.undp.org/indonesia

SDGアカデミーインドネシア

SDGアカデミー・インドネシアは、UNDPインドネシア、国家開発計画省(Bappenas)、タノト財団が主導する、SDGsをインドネシアにローカライズするためのメディアであり、SDGsを主流化するためのナレッジハブとして機能しています。SDGリーダーシップ・プログラムは、SDGアカデミー・インドネシアによる主要プログラムの一つで、政府および非政府セクターのステークホルダーを対象とし、持続可能な開発目標である2030年アジェンダの達成に貢献できるSDGs特性を持つリーダーを育成することを目的としています。 同アカデミーは、これらのSDGsのステークホルダーが、インドネシアのポストパンデミック危機からの回復において、よりグリーンで、よりレジリエントで、よりインクルーシブな都市に向けてより良いものを構築するために役立つことを期待しています。

URL: https://www.sdgacademyindonesia.id/

Sustainable Living Lab(SL2)

SL2は、2011年にシンガポールで設立され、シンガポール、インドネシア、インド、米国に拠点を置く。シンガポール政府と連動しながらSDGsにおけるイノベーション創出を推進するSDGs Innovation Acceleratorであり、シンガポールのみならず各国にてSDGsにおける多様なイノベーション創出を加速してきた豊富な実績を有する。今回は、ICMGと共に双方のナレッジ・ネットワーク・オポチュニティを共有しながらSDGsにおける共創型でのイノベーションをリード。

URL: https://www.sustainablelivinglab.org/


 

 

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